①木曜定休日はお休みします。
②赤ちゃんタイムはコロナの影響により中止とさせていただきます。
※赤ちゃんを見てくれる方と一緒にご来院希望の方は事前にご相談ください。
③ご予約の入っている時のみお店を開けます。ご予約の対応は留守番電話、メール、インスタのDMで承っております。
03-6657-8755
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その他、新型コロナウイルスの影響により予定を変更する場合もございます。
４０歳は「不惑の歳」と言うらしい。
孔子の言葉に「四十にして惑わず（40歳で迷わなくなった） 」とあることからそう言われているらしいのですが・・・いや、めっちゃ迷うよ！焦るよ！惑うよ！
５月２９日に当院の本『スキマ体操大全』が発売され、１人でも多くの人に届けたいと僕は必死だった。７００コマぐらいのエッセイ漫画を描いてブログも毎日更新してインスタも毎週アップしてインスタライブも毎週１時間やっていた。
さらにコロナの影響で同業店がバタバタと閉店していく中、オリーブにも直撃して不安と心配の中に常に置かれている状況で、これまで担当してくれた編集さんも替わり、お店は８周年を迎え、やることがさらに増え、そのプレッシャーからハッキリ言ってバテてしまっていた。
インスタのフォロワーも７万人を超え、KADOKAWAという大きな出版社から本が出て、お店は９年目になり、お客様も徐々に来てくれるようになって、色々と経験を積んで４０歳になり、周りから見れば順風満帆に見えているだろうし、実際にそう言われてきたけど、僕はめちゃくちゃ焦っていた。
このままでいいんだろうか？
次のインスタは何しよう？
お店の方向性は？
自身のブランディングは？
これまでよりも
もっと高いレベルのものを
もっと面白いことを
もっと楽しいことを
もっと新しいことを
もっと期待に応えられるように
もっともっともっともっと・・・
お客様にも「４０歳の時ってどうでしたか？」って聞くと
「めちゃくちゃ迷ってました」
「さまよってましたね」
「先生もようやくそこにたどり着きましたか」
と、みんなも迷ってたんだ！と言うことが分かった。そしてこの迷い、焦り、惑いは半年から１年ぐらいで吹っ切れるとも聞いた。なーんだまだモヤモヤしてていいのかと思っていたら、先日来た８０代後半のお客様が一人で映画館に「鬼滅の刃」を見に行ったと聞いた。
「映画館には１０何年ぶりに行ったんだけど、受付もなくなっちゃって画面をピッピッて押してチケットを買うのよ。街もすっかり変わっていて映画館にたどり着けるか分からないし、チケットも買えるか分からないけど、最近流行りの「鬼滅の刃」がどういうものか知りたくて見に行ったのよ。どうにかなったわね。」
僕は感心して聞いていた。
「色もきれいで音楽も迫力があって、何より悪い人が出てこない愛のある映画だったわね。」
それを聞いた瞬間、僕の迷い、焦り、惑いは吹っ飛んだ。何をチビチビ考えていたんだろう？グダグダ言ってないでやってみたいと思うことは全部やればいいじゃないか！
１５歳・・・志学（しがく）
「吾、十有五にして学に志し 」
３０歳・・・而立（じりつ）
「三十にして立ち 」
４０歳・・・不惑（ふわく）
「四十にして惑わず 」
５０歳・・・知命（ちめい）
「五十にして天命を知る 」
６０歳・・・耳順（じじゅん）
「六十にして耳順（したが）う」
７０歳・・・「従心（じゅうしん）
「七十にして心の欲する所に従へども、矩（のり）を踰（こ）えず」
どうやら僕は５０歳で自立のようだ。
